証明写真

座席のカーテンを閉め切らず、漏れてくる明かりに街の大きさを感じたり時間の流れを感じたりしながら、寝たり起きたり楽しく過ごしてタイ国鉄で迎えた朝。朝ごはんはほっこり系で、こちらもおいしかったです。

 

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ただし量が多い

駅のホームで短期旅行の日本人の方とお互いの旅の安全を祈り分かれます。

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ごみごみしてるとなぜかわくわくする

バンコクといえばカオサンロード!ですが、行くのが面倒なので行きません。

行ったことあるし、わたしの旅の楽しみ的に行かなくていいかなという。

宿はMRTの駅から割と近いところに決めました。とりえあえずバックパックだけ置かせてもらって証明写真を撮りに百貨店へ向かいます。そう!次に行くカンボジアのビザ取得のために証明写真が欲しいのです。

 

なにやらタイで証明写真を撮ると顔立ちが東南アジア風味に修正されると聞き、面白そうだし安いし早いし証明写真を撮ってみたいと思ってもはやこのためだけに来たバンコク(と言っても過言じゃない)。より修正された方が違いが分かるだろうということで、前髪をあげて眉毛だけ描いて百貨店内の写真屋さんへ向かいます。

 

「証明写真撮りたいですー」

「はーい、サイズ選んでくださいー」

「これでお願いします」

「じゃあ、奥の撮影スペースで撮りますよー」

「はい、椅子に座ってください…背筋伸ばして、顎引いて、あ!引きすぎ」

いや、修正云々の前に撮影の時のポーズの指示が細かい!

この後さらに視線の位置、肩甲骨を寄せる、肩の高さを直される。やりすぎ!戻ってる!そこでキープ!めちゃめちゃ直される己の姿勢の悪さが恥ずかしい。

もう少し、キレイな姿勢を心がけようと心に決めつつ撮影は終了。出来上がりの時間を教えてもらってそれまでご飯を食べて待ちます。んー、どんな仕上がりになるか楽しみ!

 

 

時間になってレシートを見せて受け取ります。

こんなかんじでどう?と見せてもらった写真

 

いや、普通にわたし。

 

分からない程度に修正されていたのかもしれないけど、普通にわたし。思わず、親にも写真を送るけど「別にいつものあなたの顔だね」と返される始末。まさかの普通の証明写真に驚いたものの、なぜかサイズが豊富な(ちゃんと最初にサイズ指定済・しかも枚数も多い)証明写真を受け取って宿に戻ります。

 

まあ、普段いかに姿勢が悪いか知ることが出来て良かったです…気を付けよう。