電車を乗り継いで

色々あった(?)ペナン島を後にして、マレーシア出国となります。わたしはさらにマレー半島を北上してタイを目指します。ここの国境もなかなか面白いことがあった気がするのですが、手元に日記がなくて詳細が書き記せないのが残念なところ。

乗り継ぎの列車を何時間も待たなくてはいけなかったのと、とイミグレの休憩時間がはちゃめちゃに長くてすんごーく待った記憶。イミグレの休憩時間あけるの待ってたらタイ国鉄の発車時間に間に合わなくて乗れない…!とか焦ったけど、実際は列車も遅れているので何の問題もなかったという。

 

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きれいな車両でマレーシア最後の移動

でも本当にすんごい待ったんですよね、確か。Wi-Fiもないしひたすらベンチに座って日記書いたり、Kindleで本読んだりするけど時間がありあまって大変でした。たまたま日本人の短期旅行の方に声を掛けてもらい、おしゃべりして過ごせたのでラッキーでした。が、しかし。この方がわたし以上に英語が話せなかったようで、イミグレで説明されるタイへ陸路で入国する際の注意事項に対して見当違いの返答を繰り返してしまい、怒ったイミグレおじさんが「お前注意事項分かってるよな!こいつに説明しとけ!」とわたしに大声でまくしたててくる。怖いよー!こういうことを言ってましたよ、と説明し理解した様子を見届けると「ありがとな!」と優しい笑顔に変わったけれども。

 

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ペナンを出発したのは朝だったのに、すっかり暗くなっていました

なんやかんやありつつも無事にバンコク行の列車に乗り込むことができました。写真の窓にも映りこんでいますが、お高かったけれども車内で注文できるごはんを頼んでみました。まさかこんなに大きいスイカとタイティーが出てくるとは思わず驚いたけれども…(笑)

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タイティーの甘さに最初は驚いたけど、最後は大好きな飲み物に

半日ぶりのご飯を食べながら、乗り込んでくる人たちを観察しているとあっという間にベッドメイキングの時間。 この日に合わせて深夜特急を読み進めてきたわたしはひとり静かに興奮していました。閉められたカーテンの中で寝やすい格好に着替えて、深夜特急と共に旅をする。うーん、文字にするとなんかかっこいい気がする。

 

この旅中に100冊本を読もう!というテーマが自分の中であったのですが、この本を読むためにこんな環境まで準備したものの、環境からの刺激が強くて本の内容は全然残っていないというのが本音です(笑)